
30代は社会的な立場が変わり、似合う服も変わるため、ファッションに迷う人も出てきます。仕事や家のこと、さらに育児も……となると自分にばかり時間を使っていられません。情報収集は隙間時間に上手にしていきたいですね。今回はそんな30代大人女子に向け、4つのスタイル別にアイテム紹介をします。プチプラも取り入れて開拓していきましょう。
きれいめコンサバスタイル
さまざまな年代の人と接する職場だからこそ、全方位に好印象なきれいめスタイルは基本。華やかさとのバランスが取りやすいのものよいところです。
パーカーやTシャツのようなカジュアルアイテムよりも、30代には取り入れやすい上品アイテムのなかから、今の自分に合ったアイテムを選びましょう。
きれいめコンサバスタイルを老け見えさせない、アイテム選びのポイント
シルエットに気を付ける
30代になり体型の変化を感じるようになると、これまでうまく着こなせていたシルエットがしっくりこないことがあります。そんなときは、今の自分に合ったものに更新していきましょう。
老けて見えがちな体型の変化は、背中とおなかの丸みです。そんな老け見え部分はゆったりシルエットのトップスを選んでカバーしましょう。きちんと感を保つためには、首の開きと丈の長さを吟味することが大切です。背中とおなかはゆったり隠し、細見せ効果のある首元や手首をきれいに見せることがポイントです。
老けてみえる色みに注意
肌色の変化により似合う色も変化します。そのため、これまで似合っていた色でも老けて見えてしまうことも。肌の色に近いベージュは特に難しい色のため、注意が必要です。ベージュにも黄色がかったものから、ピンクやグレーがかったものというようにカラートーンの幅があります。
今の自分の肌の色をくすませないものを選んでいきましょう。顔に近いトップスは、これまでよりワントーン明るい色を選ぶとよいでしょう。顔色が明るくなり老け見えしにくくなります。
柔らか素材で女性らしく上品に。おすすめアイテム紹介
コンサバスタイルに合わせやすいおすすめアイテムを紹介します。柔らかい素材のため、女性らしく優しい雰囲気となり、職場でも親しみやすい印象に。ほどよくゆとりのあるシルエットを選ぶと、体型カバー効果も得られます。
【Viola e Viola】楽ちんきれい美脚ワイドパンツ
ハイウエストで落ち感のきれいなワイドパンツ。動きに合わせてゆったりと揺れる素材がエレガントです。トップスをシャツやレースカットソーにすれば、きれいめコーデが完成します。
シンプルカジュアルスタイル
旦那様とお洋服を共有することもできるような、ユニセックスでリラックスムードのあるスタイルです。ポイントは自分に合った形を厳選すること。また、無難なアイテムに偏ると普段着っぽくなるため注意していきましょう。
カジュアルをスタイリッシュに見せるアイテム選び
定番アイテムをアップデート
定番アイテムをおしゃれに着こなすためには、今の自分に合った形を吟味する必要があります。
トップスは首の開き方、肩の切り替えの位置、丈の長さ、スリットの有る無しを細かくチェックしましょう。首回りや、裾からのインナーの見せ方もポイントとなるため抜かりなく。ボトムスは流行の形が現れやすいアイテムのため、おしゃれ感を出すためには更新していきたいところです。
トレンド小物をプラスする
靴、帽子、バッグ、ストール、眼鏡などの小物で今年らしさを取り入れ、おしゃれ感を出していく方法もあります。特に靴は取り入れやすいアイテム。パンプスであれば、つま先の形、甲のカッティング、ヒールの形を更新するとよいでしょう。
すでに基本色を持っている場合、遊びのある色を取り入れると無難なコーデに新鮮さが加わります。帽子とバッグは今っぽさを出しやすいアイテムです。旬のアイテムはプチプラで取り入れ、おしゃれを楽しみましょう。
素材やデザインにプラスアルファが効いた、おすすめアイテム紹介
ただカジュアルなだけじゃない、おしゃれ感のあるアイテムを紹介します。定番アイテムと相性が良くコーデの幅が広がるラインアップです。
【aquagarage】穿き心地抜群♪ストレッチリネンパンツ
マリンロープ付きのリネンパンツ。スタイルアップ効果が得られる、腰高のワイドなシルエットです。リネンの素材感がナチュラルな雰囲気を作ります。基本色のカジュアルアイテムと相性が良く、難なくワードローブの一員にすることができます。
甘めかわいいスタイル
旦リボンやフリルがあしらわれていたり、フェミニンな柄が施されていたりと甘くてかわいらしいアイテムを好む方は、大人チャーミングな着こなしがおすすめです。しかし、このスタイリングの場合、年齢的にどこまで許されるのか気になるところですね。
リボンやフリルなどのかわいらしい甘さを、どうやって調節していくかがポイントとなります。
甘めかわいいスタイルを大人にちょうどよく見せてくれるアイテム選びのポイント
アイテムの色みに気を付ける
リボンやフリルなどのかわいいアイテムに、パステルカラーやシャーベットカラーという甘い色を掛け合わせると、子どもっぽくなり似合わないと感じることも。そのため、かわいいデザインを選ぶ場合はカラーリングで調整しましょう。
同じデザインでも、黒、グレー、紺、ベージュなどの基本色を選ぶと落ち着きます。逆に甘いカラーの場合はデザインをシンプルにするとよいでしょう。
全身のバランスを見直す
甘い色やかわいいデザインの服は、これまでと同じ選び方では着こなしが難しくなります。20代のときにはシャープな体型で中和できていた甘さが、丸みを帯びた体型に合わせるとふんわり感が過剰になってしまうのです。
そんなときは全身のバランスを見直して、デザインやカラーリングにシャープさを取り入れましょう。特に顔周りはすっきり見せることができるように、シャープな形を選ぶこと。顔の近くから甘いモチーフを遠ざけて、袖や裾、ボトムスで取り入れるのもうまくいくコツになります。
甘さを調節して大人の魅力を引き出す、おすすめアイテム紹介
かわいい色を選んだら甘いデザインを控えめに、甘いデザインのときはモノトーンで調節。大人チャーミングなスタイルに取り入れやすいアイテムを紹介します。
【Alotta】ボウタイ付ニットトップス
きれい色と基本色のボウタイニットです。縦のラインがシャープさを感じさせるため、リボンがあってもほんのり甘いテイストとなります。合わせるボトムスでかわいさの調節をしていきましょう。
【juliaboutique】柄&無地ふんわりノースリーブマキシワンピース
広がりすぎない縦長シルエットのマキシワンピース。かわいい花柄はモノトーンを選択することでシックに着こなすことができます。
大人っぽいクールスタイル
モードっぽいデザイン、モノトーンやワントーンスタイルが好きという方は、強くかっこいい、洗練された印象のクールスタイルがおすすめです。
ワードローブには基本色アイテムが多く、メンズライクやマニッシュが得意な一方で、かわいらしいアイテムが苦手という人も多いのでは?気が付くと辛口になってしまうコーデには、素材やデザインに女性らしい柔らかさをプラスしていくとよいでしょう。
大人っぽいクールスタイル、近寄りがたく見せない柔らかさを足したアイテムの選び方
カラーを意識
黒と白というようにはっきりしたカラーリング、それに強いデザインを掛け合わせるとモード感が増します。全体の強さを和らげるために、グレーやベージュ、その中間に当たるグレージュのようなあいまいな色をコーデに差し込みましょう。
30代以降は肌の色みが変化するため、暗めの色は顔色が悪く不機嫌に見えることがあります。顔周りにワントーン明るい色を持ってくれば表情も明るく、話しかけやすい雰囲気に。
class=”mt30″素材とデザインで工夫する
柔らかさのある素材やデザインのアイテムをワードローブに加えましょう。素材では落ち感のあるものやジャージーのような柔らかいもの、デザインでは遊び心を感じさせるものやリボン使いを取り入れると親しみやすい印象になります。
ジャストサイズをピシッと着こなすよりも、柔らかくゆとりのある服を着て余裕や隙を感じさせてもよいでしょう。
クールななかにも女性らしさを感じさせる、おすすめアイテム紹介
大人かっこいいワードローブに柔らか素材のアイテムをプラスし、堅くシャープな印象を和らげて。普段使いのクールアイテムに合わせやすいものを紹介します。
【HAPPY急便】とろみワイドパンツ
歩くたびに揺れる、落ち感のあるワイドパンツ。主張の強いトップスからシンプルなものまで合わせやすいアイテムです。とろみと光沢感のある素材がコーデを和らげます。
プチプラアイテムも活用し、おしゃれを楽しもう
30代はお仕事に家庭にと環境も変わり忙しい時期です。今回紹介したスタイル、きれいめコンサバ、シンプルカジュアル、甘めかわいい、大人っぽいクール、それぞれにお悩みがありますね。
自分に合ったスタイルにおけるアイテム選びのポイントをチェックし、お悩み解決に役立てていきましょう。紹介したアイテムはプチプラもあるのでお試しにちょうどよく、ブランド開拓にもなりますよ。