
もうすぐ子どもの卒業式、そして、そのすぐあとには下の子の入学式が……。そんなとき、「何を着たらいいの?」と迷ってしまうママは多いのではないでしょうか。「卒業式も入学式も同じスーツでOK?」、「20代のときと同じスタイルのスーツは似合わなくなったみたい」など、いろいろな悩みが出てきますよね。今回は、卒業式や卒園式、入学式、入園式、謝恩会などのセレモニーにおける服装のポイントやスーツの選び方を紹介します。
目次
卒業式、卒園式、入学式、入園式、謝恩会。ママの装いは、ここがポイント!
卒業式や卒園式、入学式、入園式、謝恩会などは、子どもの人生の節目における大切な行事。わが子の「晴れ舞台」となるその日に、自分はどんな服装で出席したらよいのか気になるところですよね。基本は、「品良く見える」「目立ちすぎない」「フォーマル感がある」。この3つを押さえれば、ママの装いとして合格点になりやすいでしょう。具体的には、次のような点がポイントになります。
好まれる服装
落ち着いた色や優しい色の服がベスト。品が良く見えるカラーを選びましょう。華やかさを出すためにアクセサリーをつけるのは問題ありませんが、つけすぎは禁物です。肌の露出も控えめに。
NGの服装
基本的に、派手な色・柄はNG。服に限らず、バッグ、靴、ストッキングも目立ちすぎないものを選びましょう。丈が短すぎるスカートや10cm以上のヒールも避けた方が無難です。ゴールドの大振りなネックレスのような、ゴージャスなアクセサリーも子どもの行事にはふさわしくありません。
ママが着るセレモニースーツの選び方
ママの装いのポイントを見てきましたが、「具体的には、どんな服装がいいの?」と悩む方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、スーツです。きちんと見えて派手すぎないスーツはセレモニーにぴったり。アレンジもしやすいので、お気に入りのものが一着あると重宝します。卒業式や卒園式、入学式、入園式、謝恩会でスーツを着るなら、次のような点に留意して選びましょう。
セレモニースーツの上手な選び方
カラー
一般的に、入学式・入園式には、ベージュ、ホワイト、クリーム、パステルカラーなど明るめの色、卒業式・卒園式には紺やブラックなど落ち着いた色が好まれる傾向にありますが、紺やブラックは、入学式・入園式にもふさわしいカラーです。入学式・入園式にこうした濃い色のスーツを着用する場合は、明るめのジャケットでアクセントをつけたり、ブラウスやコサージュ、アクセサリーなどで晴れやかさを演出したりしましょう。卒園式や卒業式のあとに謝恩会に出席する場合も、リクルートスーツに見えないよう、適度な華やかさを出す必要があります。
スタイル
ワンピーススーツもセレモニーにはふさわしい装いとなります。パンツスーツもよいでしょう。ジャケットはテーラードでもノーカラーでもOK。ノーカラーのジャケットは、コサージュやアクセサリーを合わせやすいというメリットがあります。スカートやワンピースは丈が短すぎないものを選びましょう。
ディテール
子どものセレモニーにふさわしい適度な華やかさを出すのは難しく感じられることもあるかもしれません。そんなときは、服のディテールに注目してみましょう。例えば、ウエストにリボンがあるものや、レースやツイードが使われているものなどは、程よい華やかさを演出するのに適しています。
雰囲気
自分に似合うことはもちろん、子どもの服装と合わせることも大切。周囲から浮き上がらないよう、校風にも合わせましょう。子どもが主役であることを忘れずに。また、自分の年齢に合ったスーツを選んで、好ましい印象を与えたいものです。
今の年齢にはどんなスーツが似合う?
子どものセレモニーに着用する服を選ぶときには、「20代のときとは体型が変わった」、「周りのママたちと年が違うから、何を着たらいいか分からない」など、年齢に関する悩みも出てくるでしょう。ここでは、セレモニースーツを選ぶときのポイントを年齢別に紹介します。
20代~30代前半のママ
20代~30代前半のママには、フレッシュな雰囲気の装いが合います。入園式や入学式なら、クリーム系やパステルカラーなどきれいめの色も着こなしやすい年齢です。一般的なタイトスカートのスーツのほか、フレアースカートやワンピース+ジャケットなどのフェミニンな雰囲気でまとめるのもすてき。程よくトレンドを取り入れるのもよいでしょう。
30代後半~40代、50代のママ
30代後半~40代、50代のママは、大人の雰囲気でまとめたいところ。20代~30代前半に比べて体型も変化してくるので、気になる部分をカバーしながらうまくコーディネートしたいものです。ここでは「大人っぽくするコツ」「体型をカバーするコツ」をそれぞれ見てみましょう。
大人っぽくしたい
紺系や黒系、ベージュ系など落ち着いたカラーのスーツを選ぶとよいでしょう。入園式や入学式に紺系や黒系のスーツを着る場合は、レースのあしらわれたものやツイードのアイテムなどを取り入れると、華やかさを演出できます。上述の「セレモニースーツの上手な選び方」でご紹介したように、ブラウスやコサージュ、アクセサリーなどでアレンジするのもおすすめ。
体型カバー
20代~30代前半のときに比べて脚を見せるのが気になる……という場合は、20代のときより少し長め丈のスカートやパンツなどを選ぶのもよいでしょう。ヒップやウエスト周りをスッキリ見せたいなら、紺系や黒系のスーツを選ぶと引き締まって見えます。ただ、その場合は、先ほどご説明したように華やかさを出すことを忘れずに。子どもの晴れ舞台でママの装いがビジネス向けのように見えてしまうのはNGです。スッキリ見せつつ、晴れやかさを醸し出せるよう、スーツのイメージにはこだわりましょう。
着回しの利くスーツを選べば、ほかの機会にも活躍!
卒業式や卒園式、入学式、入園式、謝恩会といった行事に出席する機会は、それほど多くはないものです。そのためにスーツを新調しても、ほかの機会に着られなければ、何だかもったいない感じがしますよね。そこでおすすめなのが、ちょっとした女子会や結婚式の二次会、カジュアルな服装などにも着回せるスーツ。ジャケットとスカートをそれぞれ別のアイテムと組み合わせたり、ワンピーススーツのワンピースのみをカジュアルダウンしてみたりと、幅広く活用できて便利です。もちろん、上の子の卒業式に着たスーツを少しアレンジして下の子の入学式に着ることもできます。着回しの利くスーツは、さまざまなシーンで使える万能アイテムとなるでしょう。
コーディネートの計画を立てながら無駄のない選択を
セレモニーの日が近づいてきたけど、ショッピングの時間があまりない……。そんなときは、つい慌てて服を選んでしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、購入後に着回しが利かないことに気づいてしまうと、「結局一度しか着なかった」ということにもなりかねません。あらかじめさまざまな着用シーンを思い浮かべながら服を選ぶと、無駄のないお買い物に。ジャケットやスカートなどを何点かセットで購入して着回すのもおすすめです。
もうひとつ大切なポイントが、購入の時期。セレモニーの日にぎりぎり間に合うタイミングで購入しようとすると、選びたい色・サイズがない、発送が式までに間に合わないといったこともあるので、早めに用意するとよいでしょう。
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