来月は友人の結婚式!楽しみだけれど、何を着ていこう……スーツはダメかな?そんな風に悩んだりしていませんか。スーツなら、子どもの卒園式や入学式にも着られて便利。しかし、結婚式のような華やかな場での着用はOKなのでしょうか?もしもOKなら、どんな点に気をつければよいのでしょうか。結婚式の衣装を選ぶうえでの基本やNG、選び方のコツなどを見ていきましょう。

女性が結婚式に着ていく衣装の基本とNG

友人や親戚の結婚式。新郎新婦にとっては人生の一大イベントです。「そんな大切な機会に、いったい何を着たらいいの?」と迷ってしまう女性は少なくありません。ゲストの装いとしての「正解」はないため、ますます決めにくいと感じてしまうことも。基本は「品のある装い」、「新婦より目立たない」、「セミフォーマル感」です。この3つを押さえながらコーディネートを考えていけば、「正解」に近づいていくでしょう。ここでは、女性ゲストの装いでチェックすべきポイントを見ていきます。

こんな装いはNG

まずは、マナー違反となる服装を確認しましょう。

全身を白系でコーディネート

結婚式では「白」は花嫁の衣装に使われる色。そのため、女性ゲストが全身を白系にまとめるのはNGとされています。ジャケットの下に着用するブラウスは白系でも構いませんが、ジャケットとスカートの両方とも白というコーディネートや白系のドレス、ワンピースなどは避けましょう。

全身を黒でコーディネート

黒はフォーマルな場にもふさわしいカラーなので、結婚式で黒い服を着でも問題ありません。ただし、お祝いのムードが必要なので、ストッキング、靴、バッグ、アクセサリーなど、服以外のアイテムまですべて黒でまとめるのはNGです。シルバーまたはゴールドの小物や鮮やかな色のストールを取り入れるなどして、華やかさを演出しましょう。光沢感のある素材やレース、シフォンなどが使われている服なら、黒を優美な雰囲気でまとうことができます。

スカート丈が膝上10cm以上

スカート丈が膝上10cm以上の服は避けた方がよいでしょう。あまり短い丈のドレスやワンピースを着ていると、周りから浮き上がって見える可能性が高く、結婚式コーディネートの基本である「新婦より目立たない」というポイントも守れなくなってしまいます。

上半身の露出が多い

ドレスやワンピースの丈にも注意が必要ですが、上半身の露出が多い装いも禁物です。品のある装いを心掛けましょう。レースが使われている服を選ぶ場合も、適度な透け感であることが大切。レースの分量が多すぎたり、肌が見えすぎたりするアイテムは避けるようにします。

ファーや革が使われている服

結婚式では、普段の装いとは異なる華やかさを出したいもの。だからといってファーの付いた服を選ぶのはNGです。結婚式では殺生をイメージさせる服はふさわしくありません。同様の理由により、革が使われている服も避けましょう。

スーツはOK?

結婚式の装いを決めるときに迷うことのひとつが、「女性ゲストでもスーツを結婚式に着てもよいか?」ということ。日常的にスーツを着ている方は、「スーツスタイルで出席できれば、動きやすいしラクだけど、華やかな場にふさわしい?」というように悩んでしまうこともありますよね。
一般的に、結婚式における女性ゲストの服装は、ドレス、ワンピース、和装などのほか、スーツもよいとされています。パンツスーツも、式場の雰囲気や新郎新婦との関係性によっては許容される場合もあります。パンツスーツを候補とするなら、あらかじめ式場の格をチェックしておきましょう。

結婚式用のスーツやワンピースを選ぶコツと装いのポイント

結婚式にはドレスもすてきだけど、やっぱりスーツやワンピースの方が気楽に着られそう……という方も多いでしょう。ここでは、結婚式に着ていくスーツやワンピースを選ぶコツや装いのポイントを見ていきます。

適度な華やかさを心掛ける

結婚式の装いは、適度な華やかさを意識したいもの。もちろん、派手すぎるアイテムはふさわしくありませんが、普段着を連想させるコーディネートやシンプルすぎる装いもNGです。職場で着ているビジネス用のスーツは避けるようにします。黒やネイビーなど落ち着いた色のスーツやワンピースを選ぶなら、アクセサリーやコサージュなどで華やかさを加えるようにしましょう。
シンプルなワンピースやパンツにはツイードのジャケットもおすすめ。ノーカラーのジャケットなら、コサージュやアクセサリーも合わせやすく、結婚式にふさわしい装いにまとめやすいでしょう。パンツはウエストにリボンがあるものを選ぶと、華やかな雰囲気に。光沢のある素材で作られたパーティー向きのスーツやワンピースを選ぶ場合は、キラキラ感が強すぎないように注意します。

小物や靴、バッグにも気を使って

スーツやワンピースに合わせる小物や靴、バッグも慎重に選びましょう。基本的にアニマル柄はふさわしくありません。靴に関しては、ブーツやオープントゥ、ヒールのないものはNG。セミフォーマル感がきちんと出る靴を合わせましょう。バッグについては、サイズが大きすぎるものや、ブランドのロゴが目立つものは避けるべき。ビニール製やコットン製のバッグもカジュアル感が強すぎるので、不向きです。パールやスパンコール、ラメなどが程よく入った小振りのバッグなら結婚式に適していますが、光りすぎて目立つものや装飾が過剰なものは場違いとなります。全体が品良くまとまるコーディネートを考えましょう。

新郎新婦への祝意を忘れずに

結婚式の装いにはいろいろなNGがあって、悩んでしまう……。そんなときには、まず式の目的を思い出してください。結婚式は新郎新婦をお祝いするためのもの。二人の門出にふさわしい服装を心掛ければ、おのずと「正解」が見えてきます。始めにご説明したように、やはり「品のある装い」、「新婦より目立たない」、「セミフォーマル感」が基本。花婿、花嫁が主役ですから、新婦よりも目立たない服装にするのは当然のことですが、だからといって普段とあまり変わらないスタイルは適しません。セミフォーマル感を出すことを忘れずに。また、新郎新婦が招待してくれた式の雰囲気を壊さないよう、品のある装いにまとめましょう。

セレモニースーツやワンピースは着回せると便利!

結婚式への出席ができるのはうれしいけれど、立て続けにイベントがあるときはコストがかかって大変! そんなときは、結婚式で着たスーツやワンピースをほかの機会にも使えると便利です。シックなレストランでのディナーのほか、子どもの入園式や卒園式、入学式、卒業式、謝恩会、あるいは同窓会など、オシャレが必要なイベントは意外に多いもの。いろいろ着回せる万能アイテムがあれば、結婚式以外のシーンでも活用することができます。
黒やネイビーなどのベーシックなカラーなら、仕事関係のイベントにも使いやすいでしょう。

使い勝手の良いアイテムなら、さまざまな機会に重宝する!

友人や親戚の結婚式は大切なイベント。特別な装いをしたいけれど、だからといって一回きりしか着られないのはもったいない! という方は、ぜひ別の機会にも着られそうな使い勝手の良いアイテムを選んでください。スーツ、ワンピース、パンツなど、異なるアイテムをひと通りそろえておくと便利です。

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