
ワイドパンツは、ここ数年でトレンドに左右されない定番アイテムになりました。
自分に似合うワイドパンツを持っておくと、体型をカバーしてくれる上に、おしゃれ感が出てコーデのバリエーションを増やせます。本記事では、30~40代女性向けにワイドパンツを選ぶコツやおすすめコーデをご紹介します。
目次
体型のお悩み別 ワイドパンツの選び方
「ワイドパンツは背が高い人やスタイルが良い人しか似合わない」と思っている方もいるかと思います。
確かに、ワイドパンツは丈が長いデザインが多いので、裾上げの必要がない背が高い人や脚が長い人のほうが選択肢は多いのですが、最近は丈が選べるものやクロップド丈のものも増えています。ぜひ身長に関係なくチャレンジしてみてくださいね。
ここで、ワイドパンツを選ぶ際の具体的なポイントを体型やお悩み別にご紹介します。
低身長の方
下半身が重たく見えないように、ワイドすぎず幅がほどほどに広がったデザインを選ぶようにしましょう。
丈はフルレングスより、8〜9分丈のほうがバランスよく見えます。柄物を選ぶときは、中柄から小柄がおすすめです。
高身長の方
しっかり丈の長さがあるワイドパンツを選ぶようにしましょう。くるぶしが見えるくらいの丈はOKですが、中途半端な丈だと寸足らずに見えてしまうのでご注意ください。柄物は、高身長の方なら大きめな柄でも難なく着こなせます。
脚の短さが気になる方
トップスをインしてもきれいに決まるハイウエストのデザインを選んで、脚長効果を狙いましょう。9分丈以上の丈が長いものほど、脚長効果がアップします。
柄物を選ぶときは、中柄から小柄がおすすめです。中でもストライプ柄は縦の長さを強調し、美脚に見せる効果が期待できます。
お腹やお尻まわりが気になる方
ウエストにタックが入ったデザインや、ウエスト部分がゴムでその下がギャザーになっているデザインなど、体型をカバーしてくれるワイドパンツを選びましょう。足首が出るくらいの丈には、着痩せ効果も期待できます。
柄物を選ぶときは、色のコントラストがはっきりしている柄にしたほうが、体のラインがわかりにくいのでおすすめです。
大人女性向け!オフィスカジュアルなワイドパンツの秋コーデ
オフィスカジュアルにおすすめのワイドパンツコーデをご紹介します。
デスクワークの時間が長い方でも、腰や脚まわりにゆとりのあるワイドパンツなら窮屈に感じず過ごせます。
パンツ丈が長すぎる、もしくは短すぎるとお悩みの低身長さんや高身長さんに嬉しい、身長別にサイズ分けされたワイドパンツです。
オールシーズン使えてシワになりにくいポリエステル素材を使っているため、オフィス用にぴったりで、お手入れがとても手軽。しっとりしていて光沢感がある素材とワイドパンツのシルエットで、エレガントな雰囲気に仕上がります。
脚長効果を狙いたい人は、トップスをインしてもきれいに見えるデザインがおすすめです。ベルト付きのワイドパンツだと、インスタイルの見映えも◎。
今年はXラインがトレンドのシルエットなので、ウエストマークをして旬のシルエットを楽しんでみませんか?
ウエストから太ももにかけてタック入り、ウエストの後ろはゴム仕様と、体の丸みを自然と包んでくれる体型カバーに優れたデザインのワイドパンツです。
また、肉感を拾わないしっかり厚手の生地なので、下半身太りが気になる方でも安心。はいていて楽なのに、下半身をきれいに見せてくれるのが嬉しいですね。
シンプルなトップスが多い方は、コーデのポイントになるサスペンダー付きのワイドパンツがおすすめです。サスペンダーは取り外しができ、2WAYで楽しめます。
サロペットや幅の太いサスペンダーだとカジュアルになりますが、細くて華奢なサスペンダーだとエレガントに見えてオフィスカジュアル向きです。
休日の大人女性におすすめのワイドパンツの秋コーデ
オフの日のワイドパンツは、リラックスモードでゆるくはくと今年らしいムードになります。
今年はワイドパンツのパリエーションが多く、カジュアルなデザインも豊富です。
ふんわりしたコーデュロイ風素材のワイドパンツは、ソフトな印象でリラックス感が出ますね。コーラルレッド×ベージュといった、秋らしい色のコーディネートで季節感を楽しんでください。
今年はざっくりしたニットが注目されているので、ニットと合わせてあたたかみを感じるコーデにするのがおすすめ。
一気に秋らしさが出るチェック柄のワイドパンツは、ボトムが主役になり、ほどよいカジュアル感が出ます。シンプルなトップスとコーデしても、着映えするのでおすすめです。
スニーカーと合わせてスポーティースタイルにしたり、ショートブーツと合わせてきれいめスタイルにしたりと、合わせる靴によって雰囲気を変えられるのがチェック柄ワイドパンツの魅力です。
コーディネート力抜群で休日感が出るのは、デニム素材のワイドパンツです。
デニム素材なのに、ウエストがゴム仕様でゆったりはけるのが嬉しいですね。
ロングTシャツやスウェットと合わせてリラックス感のあるカジュアルスタイルにしたり、甘いテイストのブラウスやカットソーと合わせて甘辛スタイルにしたり、コーデの幅を広げてくれること間違いなしのパンツです。
お家時間には、リブニットのワイドパンツがおすすめです。
ストレッチ素材ではき心地がよく、リブの縦ラインが下半身をスッキリ見せてくれます。ほどよくフィットするので、ワンピースやロングシャツの下に重ねてもおしゃれに決まります。
自分に似合うワイドパンツをクローゼットに
おしゃれ感が出て、体型カバー力もあるワイドパンツは、何枚か持っておきたいアイテム。
きれいめからカジュアルスタイルまで、今年はワイドパンツの種類がとても豊富です。丈や素材、デザインなどをチェックし、自分に合うワイドパンツを見つけて秋のファッションを楽しんでくださいね。
執筆者紹介!!
- ペンネーム
- 黒田 茜
- プロフィール
- パーソナルスタイリスト&ファッションディレクター
neaten合同会社 CEO
パーソナルスタイリングを行う傍ら、百貨店でスタイリング講座やトークショー、企業向けセミナーなどの活動も行う。
また、企業制服デザインやアパレルブランド立ち上げのプロデュース業なども手掛ける。パーソナルスタイリングでは働く女性に絶大な指示を受けリピーターが多いのも特徴。
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