
体型カバーができスタイルアップが叶うロングシャツワンピースは、季節の変わり目にも大活躍するアイテムです。
羽織りとして着るだけでなく、ベストやパンツと合わせるレイヤードスタイルを取り入れると一気にコーデの幅が広がりますよ。
忙しい大人の女性こそ、ロングシャツワンピースの着こなしをマスターしておしゃれを楽しみましょう。
ロングシャツワンピースを着回すアイデア5選
今季トレンドのレイヤードスタイルをシャツワンピースで取り入れられる、ベストとワンピースがセットになったアイテムです。
ニットベストととろみのあるシャツ素材の異なる質感がポイント。セットで着るとベストが引き締め役を担ってくれるので、コーデ全体がスタイリッシュにまとまります。
それぞれ単体でも着こなせて、使い勝手の良さも◎。
シャツワンピースを羽織りとして着る定番スタイルは、ふわっとボリュームのあるバルーンスリーブがおすすめ。
女性らしい柔らかさや、こなれ感が出ます。秋を感じるこっくり深みのあるカラーバリエーションに加え、さらりと肌触りの良いブロード生地を使用している一枚。
晩夏から秋本番まで季節の変わり目のスイッチコーデに取り入れたいですね。
たっぷり布地を使ったマキシ丈シャツワンピースにワイドパンツを重ねた、今年らしいリラクシーなレイヤードスタイルです。
柄物のパンツを重ねることで雰囲気をガラリと変えることができ、コーデの幅がぐっと広がるので着回し初心者さんにもおすすめ。
背中部分はふんわりギャザーが入っており、後ろ姿も抜かりなく決まります。
とろみ素材でシーズン問わず着やすい膝下丈のシャツワンピースは、ロングスカートをレイヤードしてチュニック風に着こなすのも良いですね。
ロング丈同士の重ね着はベルトでブラウジングしたり、髪をコンパクトにまとめたりすると小柄な方でも着やすいですよ。
肩がゆったりしたドロップショルダーなので、インナーを重ね着してもゴワつきません。
夏に便利なノースリーブ〜半袖のシャツワンピースは、晩夏には羽織りものとしてもおすすめです。
Tシャツ×デニムといったシンプルコーデに羽織ることで新たな質感が加わりこなれた雰囲気に。
ロング丈のシャツワンピースを足すことで縦長のIラインシルエットが強調されて、下半身カバーや着痩せ効果も抜群です。
30~40代女性におすすめのロングシャツワンピースコーデ
フェミニン派におすすめしたいのは、大人女性でも甘くなりすぎず着られる、細めのボウタイシャツワンピースです。
結び方をアレンジでき、リボン結びをするとガーリーに、きっちり結ばずゆるく流すとラフなカジュアルスタイルに仕上がります。
揺れ感のあるプリーツパンツを重ねると今っぽい印象にもなり、着こなしに差がつきます。
クールに着こなしたい方には、メンズライクな開襟襟とポケット付きのシャツワンピースが一押しです。
襟やポケットなど「角」のあるデザインはシャープな印象になり、全体の色数を抑えダークトーンでまとめるとスタイリッシュに決まります。
落ち着いた色合いながらとろみのあるレーヨン素材で重たく見えず、春夏にも着やすい一着です。
小柄な方は、ロング丈に苦手意識がありませんか?
そんなときは「抜き襟」の着こなしを試してみてください。ボタンを胸元までしっかり開けつつ、うなじが見えるように襟の後ろ側をグッと引き下げてみてください。
抜き襟をすることで前身頃が短くなるため、足さばきもよくなり、透け感のある素材と相まって軽やかなコーデに仕上がります。
より好印象かつ上品に見せたいママ友ランチや懇親会には、爽やかなホワイトボトムを重ねれば楽にクリーンなコーデが完成します。
シンプルなのに地味に見えないのは、胸元に細かく入ったピンタックと、裾がラウンドにカッティングされた女性らしく優しげなディテールのおかげです。
スッキリした身頃なので、秋冬にはジャケットのインナーとしても使えます。
大人女性のおしゃれの悩みはロングシャツワンピースで解決!
ロングシャツワンピースは体型を選ばずシーズンレスに着ることができ、大人女性のおしゃれの悩みを解決してくれる万能アイテムです。
今季はレイヤードスタイルがトレンドなので、お手持ちのアイテムと合わせて着こなしの幅を広げてみてくださいね。
執筆者紹介!!
- ペンネーム
- 中野みおり
- プロフィール
- パーソナルスタイリスト・顔タイプ診断アドバイザー
Mirainarume Inc. CEO
10年の事務OLを経て起業。
自身が30代で体型やライフスタイルの変化に伴いおしゃれに迷った経験から「似合うおしゃれで“今の私”を肯定し、軽やかに生きる」をモットーにパーソナルカラー・骨格診断・顔タイプ診断のレッスンを主催。東京・吉祥寺を中心に活動中。