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大事な衣類を洗濯したとき、他の洗濯物の色がついてしまったり、鮮やかな色が薄くなってしまったりした経験はありませんか?ここでは、そうしたトラブルに巻き込まれない洗濯のコツをご紹介します。

洗濯物で色移りが起きる原因は3つ!

洗濯物の色移りの原因は、主に以下の3つが考えられます。

【その1】染料が水に溶けだす

染料が水に溶けてしまうケースは、衣類を染める工程で*色止めが十分でなかったか、色止めがされていない時に起こりやすい現象です。他の洗濯物全体にうっすらと色がついたり、重なっている洗濯物により濃く色が移ったりしてしまった場合は、染料が原因かもしれません。
※色止めとは、染めた色を定着させる処置です。

【その2】脱水時の遠心力で染料が飛び散る

【その1】と同じ仕組みでの色移りですが、洗濯脱水時の遠心力によって、隣り合った洗濯物に集中的に色が移ってしまうことがよくあります。

【その3】濡れた洗濯物を長時間放置することによる色移り

濡れた洗濯物同士を放っておいても、短時間であれば色移りしません。ですが30分、1時間と濡れたまま放置すると、じわじわと色がにじみ出てきて洗濯物の色移りが発生してしまいます。

家事マイスター(R)が伝授!洗濯物の色移りの落とし方

「洗濯物に色移りしてしまった!」そんなときは以下の手順 1)~4)を、試してみてください。

  1. 気付いたときに35度くらいのぬるま湯に洗濯物をつける
    (ぬるま湯を使用することで洗剤が溶けやすく、移った色も緩みやすくなります)
  2. 弱アルカリ性の粉末洗剤(一般的な洗濯用洗剤)を使って1時間ほど漬け置きをする
    (粉末洗剤の方が、洗浄力が強いのでおすすめです)
  3. 色移りが落ちていればすすいでから、通常の洗濯をする
  4. 色移りが落ちていなければ、2)に戻り再度新しいお湯と洗剤で漬け置きを繰り返す。

どうしても色が落ちない場合は、最後の手段として下記の方法を試してみてください。

酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤は、色柄モノに安心して使える漂白剤です。
酸素系漂白剤の効果が最も発揮できるのは、40度以上のお湯で洗ったときです。生地についているタグを見て、40度以上で洗っても問題ないかをあらかじめ確認しておきましょう。
また、酸素系漂白剤にも「粉末」と「液体」があります。
粉末は水に溶かすことでアルカリ性になるため、消臭力・漂白力が高く「つけ置き漂白」に、より適しています。
液体は洗浄力が優しいため、服の素材のダメージや色落ちの心配があるアイテムは、液体で洗うほうが無難です。
衣類の特徴によって、使い分けてみましょう。

塩素系漂白剤を使う(注1)

また、「白」の衣類には塩素系漂白剤を使えるモノがあります。
水洗い・家庭洗濯ができる白無地の生地(木綿、麻、ポリエステル、アクリル)
取扱い表示に△がついているものには使えます。

反対に塩素系漂白剤を使ってはいけない製品は、以下の通りです。
毛、絹、ナイロン、アセテート及びポリウレタンの繊維製品
色物・柄物の繊維製品
金属製の付属品(ファスナー、ボタン、ホック等の留具)がついた衣料
獣毛が使われている衣類(ファーや毛皮)

下記の表示があるものには使えませんので、充分気を付けて使ってくださいね。

家事マイスター(R)が伝授!9通りの洗濯物の色移りの防ぎ方

【その1】色移りが心配な衣類は、中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)で手洗いする

中性洗剤は皮脂汚れには弱いですが、色落ちしにくいという特性があります。

【その2】事前に色落ちチェックをする

まず、いつも使っている洗剤を溶かした水を白い布か綿棒に付けます。それで洋服の色がついている目立たない箇所(裏地部分・縫い代など)を数回叩いてみます。白い布や綿棒に色がついた場合は色落ちしやすい衣類ということになるので、他の洗濯物と分けて中性洗剤で手洗いをするかネットに入れて洗濯をするようにしましょう。

【その3】洗濯時の水量を多くして洗濯する

洗濯中の摩擦や、洗濯物同士が絡まることでの色移りが防げます。

【その4】脱水が終わったら、すぐに洗濯機から取り出して干す

長時間、濡れた状態で密着していると色移りするものがあります。洗濯が終わったらすぐに干すようにしましょう。濡れたまま、洗濯カゴに放置するのもNGです。

【その5】服についている、タグの指示に従う

衣類には必ず、タグが付いていて商品の取り扱いの注意や指示が書かれています。色移りの恐れがある場合は、タグに注意文が記載されていることがあります。この指示通りに洗濯するようにしましょう。
(注2)洗濯表示一覧(消費者庁)

【その6】洗濯ネットを使う

洗濯時に洗濯ネットを使うことで、色落ちの原因となる衣類同士がこすれ合うのを防ぐことができます。またそ、もし色落ちしてしまった場合にも、洗濯ネットに入れて洗っていれば他の衣類への色移りを防ぐこともできます。色落ちしそうなモノと色移りさせたくないモノ、それぞれを洗濯ネットに入れて洗濯すれば安心ですね。
*この際、使うネットは目の細かいクッション素材でできているモノを使うと安心です。

洗濯ネットを使う上での注意点についても以下2点、ご紹介します。

一つのネットに何枚もの衣類を入れない

洗濯ネットの中で衣類同士が擦れて、色移りしたり生地が傷んだりしてしまいます。洗濯ネット1つに、衣類1枚が正しい使い方です。

畳んだ衣類のサイズと同じ程度の大きさの洗濯ネットを選ぶ

洗濯ネットよりも小さな洗濯物を入れて洗うと、洗っている最中に、ネットの中で洗濯物のズレ・動き回りが生じます。これによって生地が傷んだり色落ちしたりする可能性があるため、洗濯物と同サイズのネットを選びましょう。

【その7】裏返して陰干しをする

洗濯物を干すときに紫外線にあてないよう、衣類を裏返して陰干ししましょう。そうすることで色落ちを防ぐことができます。

【その8】色落ち・色移りを防ぐグッズを使う

色落ちを防ぐ方法として、注3)色止め剤という薬剤が市販されています。
その他にも、洋服と一緒に洗濯機に入れて洗濯すると、色落ちした色を吸収し他の洋服への色移りを防いでくれる 注4)シートタイプのグッズもあります。

また、昔から色止めとして使われているものに塩や酢があるのはご存じでしょうか。塩や酢は、特にデニム生地の色移り防止に役立ちます。塩や酢を使用した場合の洗濯方法をご紹介していきましょう。

【塩】水1Lにつき、塩(大さじ1)中性洗剤(大さじ1)を混ぜ合わせ押し洗いをします。洗濯機を使う場合は、塩は水量に関係なく大さじ1~2で30~60分漬け置きした後、普通に洗濯をします。

【酢】水1Lにつき、酢50mL 中性洗剤(大さじ1)を混ぜ合わせ、押し洗いをします。酢の匂いが気になるときは、匂いが気にならなくなるまですすぎを繰り返します。酢を使った色止めが有効なのは、シルク素材です。

これらの方法を使えば、色物を分けずに一緒に洗濯できるので時短になりますね。

【その9】色落ちしやすい素材を知る

濃い色の素材・天然素材(綿・麻・絹)は色落ちしやすいです。ポリエステル・ナイロンなどの人工繊維素材は、色落ちしにくいといわれています。洋服を購入する際に、参考にされてみてはいかがでしょうか。

色移り・色落ちの仕組みを知って、洗濯名人に!

最初のほんの少しのひと手間で、洗濯の色移りを落とせるか、また防げるかどうかが決まります。色移りしてしまって多くの時間を洗濯にあてないためにも、ここで紹介したことをぜひ試してみてください。

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執筆者紹介!!

ペンネーム
梶野 智絵
プロフィール
家事マイスター(R)
家事が苦手な方々に、家事のコツや時短家事・分担家事・男家事・整理収納・楽家事などのレッスンを行う。
またセミナーや講演・雑誌取材やTV出演・コラム等でも活躍。

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